IT業界では珍しくないリモートワーク

IT業界では、会社員、フリーランスいずれにしても自宅で働くことも不可能ではありません。仕事場を自分で決められるフリーランスはもちろん、会社員もリモートワークが普及しているため自宅で働くことも珍しくないのです。

リモートワークのメリットは、仕事と育児や介護の両立がしやすいことです。小さな子供がいたり、介護が必要な家族がいる場合は、仕事との両立が難しく離職を考える人もいるでしょう。ですが、リモートワークなら家で仕事ができるので、常に子供や要介護者に気を配ることが可能です。
ですが、必ずしも成功するのかというとそれは違います。なかには両立が難しいと感じる場合もあります。その原因はワークバランスが崩れているからです。いくら家族の側で仕事をしていても、ワークバランスが崩れたままでは両立ができているとは言えません。ワークバランスを整えるためには、仕事部屋と家族で過ごす部屋を別々にすることです。家族の姿が見えると、どうしても気になってしまい集中力が続きません。短時間でも、家族から離れることにより仕事に集中できます。こうしたリモートワークのポイントを押さえておくと、家族がいても集中して働けるでしょう。

また、勤務地を自由に決められるのもリモートワークのメリットです。インターネットに繋ぐ環境であればどこでも作業ができるので、家に縛られることがありません。たとえば、子供を連れて遊びに行ったカフェや公園でも仕事を始めるのは可能ですし、家族旅行に出かけた先での仕事もできます。
ただし、旅行など長期間家を留守にする場合は、勤務先への連絡を怠らないようにしましょう。リモートワークは、対面での仕事よりもミスが起きやすい傾向にあります。万が一、リモートワーク中にトラブルに遭った場合にはすぐに解決できないこともあります。周囲との連絡をこまめにすることで、大きなミスも防げるようになります。